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ラウンダー・営業代行
2021.05.24

営業代行で20%コスト削減!?営業社員との費用を徹底比較!!

営業代行で20%コスト削減!?営業社員との費用を徹底比較!!

営業部門の業務効率化や働き方改革の推進に有効な手段のひとつとして、営業代行やラウンダーサービスといった業務のアウトソースサービスが挙げられます。しかし、コスト面での懸念から、具体的な検討に踏み切れない、という担当者も多いのではないでしょうか。
今回は、
・営業社員の雇用にかかる費用
・営業活動にかかる費用(経費)
の2つの側面から、営業社員と営業代行のコスト比較を行いました。
営業社員の業務をアウトソースすることでどの程度のコスト削減が可能となるか、実際の企業様の事例もまじえて詳しく解説します。

目次
営業代行サービス案内資料
株式会社フィールドマーケティングシステムズの営業代行サービス案内資料をPDFでご用意いたしました…

ひとりの社員を雇用するためには、下記のようなさまざまな費用がかかっています。

・毎月の給与
・賞与
・社会保険料
・福利厚生費
・採用・研修などの費用

一方で、営業代行でアウトソースした場合の費用は、委託した業務分の活動人件費と、管理運営のための事務局運営費だけです。

活動した業務分以外の費用負担がなく、コストを大幅にカットすることが可能です。

表1.雇用社員の場合と営業代行を業務委託でアウトソースした場合の必要費用

社員 営業代行
給与 スタッフ活動人件費
賞与 事務局運営費
社会保険料  
福利厚生費  
採用・研修のコスト  

では、営業代行を導入した場合、どの程度のコスト削減が見込めるのでしょうか。

「営業社員の労働時間のうち約半分が、社員以外でも実施可能な業務で占められているケース」を想定し、その業務を業務委託スタッフに外注した場合のコストを比較してみます。

表2.雇用社員と業務委託スタッフの費用比較(単位:円)

  雇用社員 業務委託スタッフ
給与・賞与 2,250,000 2,400,000
法定福利費(社会保険/労働保険)・福利厚生費など 600,000 0
採用・研修・教育・その他間接部門の費用 500,000 240,000
年間合計 3,350,000 2,640,000

※年間収入450万円の社員の50%の時間を業務委託に置き換えた場合を想定しています。
※法定福利費は、一般社団法人日本経済団体連合会2019年度福利厚生費用調査を参照しています。
※採用費用は、就職未来研究所2019就職白書を参照しています。
※教育費用は、産労総合研究所2019年度教育研修費用の実態調査を参照しています。

図1.雇用社員と業務委託スタッフの費用比較画像を大きく表示

上図表の通り、年収約450万円の営業社員の業務の半分を業務委託スタッフに外注した場合、削減可能な費用は年間約70万円になりました。外注可能な業務をアウトソースし、雇用している社員を営業代行スタッフに置き換えることで、約20%の経費削減が見込めます。

既存顧客のフォローやカタログ・商品の補充など、「営業社員以外でも対応可能な業務」に営業社員の時間がとられているなら、営業代行で業務の効率化とコスト削減が同時に実現できるというわけです。

営業社員の労働時間がどの程度「社員以外でも対応可能な業務」に取られているかは、企業によって異なります。まずは業務の棚卸をしてみましょう。自社の営業活動にどの程度無駄があるかがわかり、業務の生産性を上げることに繋がります。

営業社員の業務の棚卸について「営業改革とは?進めるための基本ステップから成功事例まで紹介」で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

社員にかかっている「見えないコスト」も忘れずに

営業社員と営業代行のコストを比較する際に忘れてはならないのが、社員採用や研修にかかる手間や費用です。営業代行では、スタッフの採用や教育は営業代行専門会社が行うため、社員は売上貢献度の高い業務に専念できるようになります。

営業代行の専門会社にアウトソースすることで、現場の負担も減り、より総合的なコストカットにつながるのです。

営業活動には人件費のほかに、販促費や広告宣伝費、旅費交通費、システム費用などの経費がかかっています。これらの経費は売上に直結するため、圧縮は容易ではありません。必要な経費を無理やり削減しようとすれば、社員のモチベーションまで下がりかねません。

営業経費のうち旅費交通費は、営業代行を活用することで圧縮・改善することが可能です。

当社がお取引先様に提案した事例をもとに、具体的に解説します。

事例1.A社様の場合

営業所所在地:神奈川県横浜市
訪問先:中日本エリア約150施設

■現在の状況

中日本に営業所がないA社様では、横浜営業所の社員が出張で訪問対応しています。中日本のほとんどのエリアで、新幹線での移動と現地でのレンタカー利用が必要でした。

■営業代行を利用した場合の経費比較

社員が出張対応した場合のコストと、現地スタッフが同じ活動を行った場合のコストは以下のとおりです。

表3.<事例1.>営業社員と営業代行スタッフの経費比較画像を大きく表示

事例1.営業社員と業務委託スタッフの経費

※レンタカー代は、8000円/日で想定しています。
※宿泊代は、8000円/日で想定しています。
※業務委託スタッフの車両費は、1,500円/日を想定しています。スタッフの車両を使用した際の維持、保険などのための費用となります。
※現地でのガソリン代、駐車場代などの経費は、両者同様に必要となる経費のため、今回は含まれておりません。

営業社員が出張で対応している業務を現地の営業代行スタッフに委託した場合、1か月あたり33人日分の外勤日数と、50万円以上の経費を削減することが可能となります。

事例2.B社様の場合

営業所所在地:愛知県名古屋市
訪問先:中四国約200店舗

■現在の状況

B社様は中四国エリアに営業所がない為、現在は名古屋支店の社員が出張対応で店舗訪問を行っています。遠方であるために移動時間が長いだけでなく、前泊もしくは後泊も必要でした。

■営業代行を利用した場合の経費比較

社員が出張対応した場合のコストと、現地スタッフが同じ活動を行った場合のコストは以下のとおりです。

表4.<事例2.>営業社員と営業代行スタッフの経費比較画像を大きく表示

事例2.営業社員と業務委託スタッフの経費

※レンタカー代は、8000円/日で想定しています。
※宿泊代は、8000円/日で想定しています。
※業務委託スタッフの車両費は、1,500円/日を想定しています。スタッフの車両を使用した際の維持、保険などのための費用となります。
※現地でのガソリン代、駐車場代などの経費は、両者同様に必要となる経費のため、今回は含まれておりません。

営業社員が出張で対応している業務を現地の営業代行スタッフに委託した場合、1か月あたり21人日分の外勤日数と、50万円以上の経費を削減することが可能となります。

営業代行の活用で営業経費と時間の見直しを

事例のように、営業所がない地域や長時間の移動が伴う地域で定期訪問を行っている場合、営業代行による経費削減効果は大きくなります。

さらに、出張や長距離の移動には多くの時間を要しますが、これらの時間は営業活動を行っていない生産性のない時間といえます。現地の営業代行スタッフに業務を委託すれば、売上貢献度の高い業務に社員の労力を集中させることができるのです。

営業代行の利用が業務の効率化だけでなく、コスト削減にもつながる仕組みを解説しました。
営業代行にもコストはかかりますが、それ以上に営業社員の人件費や営業活動に関わる経費の削減が可能です。さらに営業代行は現場の社員の負担を減らし、働きやすい環境づくりにも寄与する上、社員を多く抱える「雇用のリスク」を軽減することにもつながります。
「営業代行は費用が高い」という先入観を取り払い、自社で営業代行を利用した場合の費用とメリットの比較をしてみてはいかがでしょうか。

おすすめの営業代行会社についてはこちらの記事をご参考になさってください。

【最新版】営業代行会社おすすめ13選|特徴・費用を徹底比較して解説

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