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外国人採用エージェントの選び方と比較のコツ

投稿日投稿日 2026.08.05
更新日更新日 2026.08.05
外国人採用エージェントの選び方と比較のコツ
目次

「外国人採用エージェントを使いたいけれど、どう選べばいいのかわからない」——そう感じている人事担当者の方は多いのではないでしょうか。エージェントによって対応できる国籍や在留資格、サポートの範囲、料金体系はさまざまで、選び方を誤ると採用後のトラブルにもつながりかねません。この記事では、初めて外国人採用を検討している方向けに、エージェント選びで押さえるべき判断基準と比較の手順をわかりやすく解説します。

外国人採用エージェントの選び方:押さえるべき4つのポイント

外国人採用エージェントの選び方:押さえるべき4つのポイント

外国人採用エージェントを選ぶ際に「とりあえず知名度の高いところに頼もう」と決めてしまうのは、少し待ってほしいところです。外国人採用は、国内採用と比べて在留資格の手続きや入国後の生活支援など、関わる業務の幅がぐっと広がります。そのため、エージェントに何を期待するかをあらかじめ整理しておくことが、選び方の出発点になります。

具体的には、以下の4点を軸に評価するのがおすすめです。

チェックポイント確認すべき内容
①業務ごとの許可・登録番号と有効性有償の人材紹介には有料職業紹介事業の許可、派遣には労働者派遣事業の許可、1号特定技能の支援受託には登録支援機関の登録が必要。番号と有効期限を確認しているか
②対応国・在留資格の幅自社が採用したい国籍・在留資格の種類に対応しているか
③入国後の支援体制制生活サポートや定着支援まで一貫して対応しているか
④担当者の専門知識在留資格に関する知識が担当者レベルで備わっているか
⑤料金体系の透明性初期費用・成功報酬・追加費用の有無が明確か

この4つの軸を持っておくだけで、複数のエージェントを比べるときの判断がずっとしやすくなります。次のセクションからは、そもそもエージェントとは何か、自社に必要かどうかの確認方法も含めて、順を追って説明していきます。

そもそも外国人採用エージェントとは?自社に必要かを確認しよう

そもそも外国人採用エージェントとは?自社に必要かを確認しよう

まず「エージェントに頼む必要があるのか」を判断するためにも、外国人採用エージェントが何をしてくれる存在なのかを整理しておきましょう。エージェントの役割と、自社で採用するよりも依頼したほうがよいケースを確認します。

外国人採用エージェントが担う役割

外国人採用エージェントとは、外国人材の紹介から採用手続き、場合によっては入国後の生活サポートまでを支援してくれる専門会社のことです。国内の人材紹介会社と似た役割を担いながらも、外国人採用に特有の手続きにも対応している点が大きな違いです。

具体的には、以下のような業務を担ってくれることが多いです。

  • 求人要件に合った外国人材のマッチング・紹介
  • 在留資格に関する必要書類の一般的な案内、行政書士・弁護士または承認を受けた申請等取次者との連携(書類作成者・申請取次者が誰かを契約前に確認しておきましょう)
  • 雇用契約書の多言語対応
  • 入国後の住居確保や行政手続きなどの生活支援
  • 採用後の定着フォロー・相談窓口の提供

一口に「エージェント」といっても、紹介機能だけに特化した会社から、入国後の支援まで一気通貫で対応する登録支援機関まで、サービスの幅はさまざまです。自社が必要としているのが「人材紹介だけ」なのか「採用後のフォローも含めた支援」なのかによって、選ぶべきエージェントの種類も変わってきます。

自社で採用するより依頼した方がいいケースとは

外国人採用は「ハローワークや求人サイトを使えばできるのでは?」と思う方もいるかもしれません。ただ、実際にはいくつかの壁にぶつかりやすいのも事実です。

以下のような状況に当てはまるなら、エージェントへの依頼を前向きに検討する価値があります。

  • 在留資格の種類や申請手続きに不安がある
  • 海外での求人活動のルートや方法がわからない
  • 採用後の生活支援や行政手続きに対応できる体制がない
  • 初めての外国人採用で、何から始めればよいか見当がつかない
  • 特定技能など、制度的な理解が必要な在留資格を検討している

逆に、すでに外国人採用の経験があり、社内に在留資格の知識を持つ担当者がいる場合は、自社対応できる部分も増えます。ただし初めての場合は、専門知識のある外部パートナーに頼るほうがスムーズに進むことが多いです。

失敗しないエージェント選びの4つのチェックポイント

失敗しないエージェント選びの4つのチェックポイント

エージェント選びで後悔しないために、4つの観点から具体的に何を確認すればよいかを見ていきましょう。それぞれのポイントで「聞き漏らしやすいこと」も含めて解説します。

①対応できる国籍・在留資格の幅を確認する

エージェントごとに、得意とする国籍や在留資格の種類は異なります。たとえば、ベトナムやフィリピンなどの特定の国に強いエージェントもあれば、特定技能や技術・人文知識・国際業務(技人国)などの特定の在留資格に特化しているところもあります。

採用したい人材像を明確にしたうえで、そのニーズに対応できるエージェントかどうかをきちんと確認しましょう。

確認時に聞いておきたい質問例はこちらです。

  • 「特定技能の外国人材の紹介実績はありますか?」
  • 「○○国籍の方の紹介事例を教えてもらえますか?」
  • 「対応できない在留資格はありますか?」

対応できる幅が広いほど選択肢は増えますが、専門特化しているエージェントのほうが、その領域での知見やネットワークが深い場合もあります。自社のニーズとエージェントの得意分野をすり合わせることが大切です。

②入国後の生活支援や定着サポートまであるか確認する

外国人材を採用したあとに意外と見落とされがちなのが、入国後のサポート体制です。住居の確保、銀行口座の開設手続き、役所への届け出、日本語でのコミュニケーション支援など、生活面でのフォローが不十分だと、早期離職につながるリスクがあります。

特に1号特定技能人材を受け入れる場合は、受け入れ企業が登録支援機関と連携して「支援計画」を実施することが法律で義務づけられています。支援計画の実施を登録支援機関に委託する場合、エージェントが登録支援機関としての機能も持っているかどうかを確認しておく必要があります。

採用で終わらず、定着まで一貫して支援できるエージェントを選ぶことが、長期的な人材活用につながります。外国人採用の定着支援に特化したサービスはこちら

③担当者に在留資格の専門知識があるか確認する

エージェントの会社として実績があっても、実際に担当する人の知識レベルによって、サービスの質は大きく変わります。在留資格の申請には細かなルールがあり、要件を満たさない状態で手続きを進めると、不許可になってしまうこともあります。

担当者の専門性を見極めるために、面談の段階で以下のような点を確認しておくといいでしょう。

-行政書士と連携して在留資格の手続き意を行っているか

  • 在留資格の変更・更新手続きに関する説明が具体的で正確か
  • 「わからない場合は確認します」と正直に言える誠実さがあるか

知識の深さを測るのが難しい場合は、具体的な事例に基づく説明ができるかどうかが一つの目安になります。抽象的な説明ばかりのエージェントよりも、「過去にこういうケースがあって、このように対応しました」と話せる担当者のほうが信頼できます。

④料金体系が明確で、追加費用が発生しないか確認する

エージェントの費用は、主に「初期費用(登録料・コンサルティング費用など)」と特定技能人材や技能自習性などの場合は「支援費用、監理費用等」の組み合わせで構成されていることが多いです。成功報酬の相場は、財集資格等により異なります。

料金体系が複雑で、後から「この手続きは別途費用がかかります」という追加請求が発生するケースも少なくありません。見積もりの段階で、以下の点を必ず確認しておきましょう。

  • 在留資格の申請サポートは料金に含まれているか
  • 入国後の配属支援、生活支援は別料金か
  • 採用が決まらなかった場合の費用はどうなるか
  • 保証期間(採用後に早期退職した場合の返金規定)はあるか

料金の安さだけで選ぶのは危険ですが、料金体系が不透明なエージェントも避けたほうが無難です。見積もり内容を複数社で比べることで、相場感をつかみやすくなります。

複数のエージェントを比較するときの手順

複数のエージェントを比較するときの手順

複数のエージェントを比較する前に、まず比較基準を整理して、対応する在留資格・費用・サポート内容を確認する手順に移りましょう。やみくもに問い合わせを始めるより、採用職種・在留資格・採用人数・採用時期・雇用形態を事前に整理してから動くほうが、外国人採用エージェントの選び方として比較しやすくなります。

ステップ1:自社が求める人材・雇用形態を整理する

エージェントへの問い合わせ前に、まず社内で採用要件を固めておくことが大切です。「とりあえず外国人を採用したい」という状態でエージェントに相談しても、提案の精度が低くなってしまいます。

整理しておきたい項目は以下のとおりです。

  • 採用したい職種・業務内容(製造、介護、ITエンジニアなど)
  • 想定する在留資格の種類(特定技能、技人国、技能実習など)
  • 採用人数と時期(いつまでに何人必要か)
  • 雇用形態(正社員・契約社員・派遣など)
  • 希望する国籍・日本語レベルの目安

これらを一覧にまとめておくと、複数のエージェントに同じ条件を伝えやすくなり、比較もしやすくなります。

ステップ2:在留資格の種類に対応しているか絞り込む

採用要件が整理できたら、その条件に対応できるエージェントに絞り込みましょう。特に在留資格の種類は、エージェントが対応しているかどうかを左右する重要な条件です。

たとえば、特定技能の受け入れを検討しているなら、登録支援機関としての機能を持つエージェントに絞って問い合わせるのが効率的です。技術・人文知識・国際業務(技人国)の人材採用なら、ITやエンジニアなど専門職に強いエージェントを選ぶほうがマッチする候補を紹介してもらいやすいでしょう。

在留資格ごとの対応可否をエージェントのウェブサイトで確認し、「対応している」と明記されているかどうかを一つの判断基準にするのがおすすめです。記載が曖昧な場合は、問い合わせ時に直接確認するようにしましょう。

ステップ3:見積もりを取り、サポート内容と費用を比較する

条件に合うエージェントが絞れたら、2〜3社に絞って見積もりと提案を依頼しましょう。このとき、「費用だけ」で比べるのではなく、サポート内容と費用のバランスを見ることが大切です。

比較表を作っておくと整理しやすくなります。

比較項目A社B社C社
紹介手数料(目安)年収の25%年収の20%年収の30%
在留資格サポート含む別途費用含む
入国後の生活支援ありなしあり
保証期間3ヶ月6ヶ月なし
対応在留資格特定技能・技人国技人国のみ特定技能のみ

このような形で整理すると、「費用は高いけれどサポートが手厚い」「安いけれど採用後のフォローがない」といった違いが見えやすくなります。最終的な判断は数字だけでなく、担当者との相性や対応の丁寧さも含めて総合的に行うのがよいでしょう。

まとめ

まとめ

外国人採用エージェントの選び方は、「対応できる国籍・在留資格の幅」「入国後のサポート体制」「担当者の専門知識」「料金体系の透明性」の4点を軸に評価するのが基本です。そのうえで、自社の採用要件を整理してから複数社に問い合わせ、サポート内容と費用をセットで比較する流れが、失敗を防ぐうえで有効です。

初めての外国人採用は不安が多いかもしれませんが、信頼できるエージェントと組めれば、採用から定着まで安心して進められます。特に特定技能人材の受け入れを検討している場合は、登録支援機関としての機能を持ち、採用後の支援まで一貫して対応できるパートナーを選ぶことをおすすめします。

外国人材の採用・定着支援に特化したサービスをお探しの方は、Global Resource(グローバルリソース)もぜひご参照ください。

外国人採用 エージェント 選び方についてよくある質問

外国人採用 エージェント 選び方についてよくある質問

外国人採用紹介会社と登録支援機関は何が違うのですか?

外国人採用エージェントは主に人材の紹介・マッチングを行う会社です。一方、人材の紹介・採用サポートだけでなく、特定技能外国人を受け入れた企業に代わって、入国後の生活支援や各種手続きのサポートを行う機関で、出入国在留管理庁への登録が必要です。エージェントの中には登録支援機関の機能も兼ねている会社もあります。

外国人採用エージェントの費用相場はどのくらいですか?

在留資格のサポートや入国後の生活支援が別料金になるケースもあるため、見積もりの段階で総額を確認することが大切です。

例えば、特定技能人材であれば、初期費用30万円~50万円+毎月の支援費用2~4万円 技術・人文知識・国際業務人材であれば、年収の25%~30%程度が一般的です。

特定技能の外国人材を採用する場合、紹介会社や登録支援機関に任せれば全部やってもらえますか?

会社によって対応範囲は異なります。人材紹介のみ行う会社もあれば、在留資格の申請サポートや登録支援機関としての支援計画の実施まで一貫して対応できる会社もあります。特定技能の受け入れを検討している場合は、支援計画の委託先も含めて確認するとよいでしょう。

初めて外国人採用をする際に、紹介会社や登録支援機関に頼む以外の選択肢はありますか?

ハローワークや外国人向けの求人サイトを使って自社で採用する方法もあります。ただし、在留資格の確認や申請手続き、入国後のサポートは自社で対応する必要があるため、初めての外国人採用の場合はエージェントに依頼するほうがリスクを抑えやすいでしょう。

複数のエージェントを比較するとき、何社くらいに問い合わせればいいですか?

2〜4社程度に絞って比較するのがおすすめです。多すぎると情報整理が大変になり、判断が難しくなります。まず在留資格の対応可否で絞り込み、そのうえで見積もりとサポート内容を比べると効率よく比較できます。

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