- スポットラウンダー
販促物設置率97%!春秋の繁忙期を乗り越えるスポットラウンダー活用事例
業種 | 製造(食品・飲料) |
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巡回先 | スーパーマーケット |
課題 | 営業体制の強化 他社からの乗り換え |
事例概要
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導入サービス
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業種食品メーカー
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対象チャネル(巡回先)スーパーマーケット
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巡回先数約600店舗
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スタッフ数約70名
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エリア首都圏、東北、中部、関西
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実施期間約1か月
取り組み前の課題
春秋の販売促進期でのマンパワー不足
クライアントである食品メーカー様は、春と秋の年2回、季節のプッシュ商品の販売促進のため、全国のスーパーマーケットに販促物の設置活動を実施していました。しかし、訪問先が広域にわたるため、地域によってはクライアント営業様自身が直接対応することが困難なエリアも存在していました。
他社エージェンシーからのリプレイスを希望
マンパワー不足という状況から従来は他社エージェンシーのスポットラウンダーサービスを全国で利用していましたが、事務局運営の質に課題がありました(依頼内容が正確に伝わらない、改善依頼に対する反応が乏しいなど)。この課題を解決するため、新しいエージェンシーを検討し、試験的に当社のスポットラウンダーサービスを一部エリアで実施。その結果、当社の運営品質の高さを認識していただき、本格的なサービス移行が決定しました。
FMSに決めた理由
ラウンダースタッフの質の高さ
一部エリアでトライアルを実施した結果、他社エージェンシーと比較して、当社のスタッフが業務内容を深く理解していた点、活動報告も的確である点が高く評価されました。
事務局対応の質
プロジェクトを統括する事務局における対応も、業務理解度が高くスタッフへの依頼内容が正確に落とし込まれている点がクライアントから高い信頼を獲得する要因となりました。
取り組み結果
約1か月間で580店舗の巡回を達成
訪問企業ごとに訪問指定期間が異なる状況の中、約1か月で対象の全店舗への訪問が完了しました。
97%の店舗で対象売り場への販促物設置が完了
店舗担当者へのヒアリングによる営業支援
普段、営業様が手厚くフォローできないエリアの店舗から直接意見や要望をヒアリングし、詳細な報告を提供。これにより、営業様は今後の店舗フォローの必要性や優先順位を判断でき、訪問効率の改善につながりました。
成功のポイント
確実な業務遂行のための業務依頼フォーマットと業務マニュアルの作成
訪問先の企業(チェーン)が10社以上にも及ぶため、各社のルールや販促物設置方法の違いにより現場の混乱を招く可能性がありました。これを防ぐため、まずクライアントに記入していただく業務依頼書を、情報漏れを防ぐため事前に記入必須項目を押さえたフォーマットに改善しました。さらに、業務マニュアルを整備し、共通事項と企業別の活動内容を明確に分け、販促物設置方法を含めた詳細をわかりやすく記載しました。これらの取り組みにより、販促物設置のミスを減少させ、精度の高い活動実施が可能になりました。
タイムリーな情報共有を実現する報告システムの活用
スタッフが入力した情報をリアルタイムでクライアントに共有できる報告システムの導入。このシステムにより、訪問した店舗の状況や、売り場の最新情報を即座にクライアントに伝えることが可能になり、イレギュラー事項の早期発見と対応にもつながりました。
速やかな軌道修正で問題を未然に防ぐ
活動中に発生したイレギュラー事項や再訪対応事項を迅速に対応スタッフに共有し、同様の事象を事前に防ぐよう努めました。結果、高い活動実施率で業務を遂行することができました。
クライアントからの評価
活動開始時期などに変動があった場合も、臨機応変に対応し、期間内に業務を遂行している点についてクライアントから評価をいただいています。さらに、業務終了後には毎回総括会を実施し、プロジェクト全体の課題を洗い出し、次回の改善策を提案しています。この継続的な改善と成果に対する姿勢が評価され、5期連続での発注をいただいています。