店舗担当者様に好印象を与える!プラス思考になるための思考転換テクニック

プラス思考の明るい人とマイナス思考の暗い人、どちらと一緒に仕事をしたいですか?
プラス思考の人はマイナス思考の人より好意的に迎えられるので、良好なコミュニケーションのためにはプラス思考でいることが重要です。
一見難しく感じますが、日々のちょっとした心がけで、プラス思考になることができます。今回はその方法についてご紹介します。
1.「相手は自分の鏡」感情は移る
他の人が大笑いするとおかしくもないのに大笑いしてしまうことがあります。涙を流している人がいるともらい泣きすることもあります。つまり、感情は移るのです。
同様に、自分がプラス思考だと相手もプラス思考になり、自分がマイナス思考だと相手もマイナス思考になります。店舗担当者様に肯定的態度で接してもらうには、「プラス思考」で接することが重要です。
図1
2.日本人は根がネガティブ
セロトニンいう神経伝達物質があり、その分泌量が多ければ、プラス思考になり、少なくなればネガティブ思考になります。セロトニンの分泌量を低く抑える「S遺伝子」を持つ割合が世界で最も多いのは、実は日本人だという調査があります(図2参照)。日本人は、根がネガティブなので、意識的にプラス思考にしていく必要があります。
図2
3.意外と簡単!プラス思考になるための3つのステップ
プラス思考になるための3つのステップをご紹介します。
①プラスの言葉に置き換える「リフレーミング」を活用する
使う言葉を変えるだけで「マイナス思考」を「プラス思考」に変えることができます。それが「リフレーミング」という方法です。フレームとは枠のことで、考え方の枠を変えることで物事の捉え方を180度変えることができるようになります。
例えば、日頃、自分が欠点だと思うことを次のように言い換えるようにしましょう。
・大変 →やりがいがある、面白い
・気が小さい →慎重
・神経質 →よく気がつく
・あきっぽい →好奇心旺盛
・せっかち →エネルギッシュ
・雑 →細かいことにこだわらない
・集中力がない →あちこちによく気が回る
・あがり症 →慎重
・肥満 →恰幅がいい、頼りがいがある
また、脳は否定語を理解しません。よって下記のように言い換えることで、脳はプラスの言葉としてとらえることができます。
・「戦争のない世界」は「戦争」のみを理解する →「平和な世界」
・「暑さに負けない」は「負ける」のみを理解する →「暑さに打ち勝つ」
②プラスの言葉を使う習慣をつける
日頃からプラスの言葉を使う習慣をつけることにより、プラスの言葉が出てきやすくなります。
また、脳は主語を理解しないので、「○○さんはやる気がある」「旅行は楽しい」という言葉を「やる気がある」「楽しい」のみを理解します。よって、自分のことでなくてもいいので、何についてもプラスの言葉を繰り返し使うことで、習慣化させることができます。
③ポジティブな想像をする
自社の商品が店頭で売れることを想像してください。ワクワクしてきます。
このように想像することを脳は実際の出来事として捉えます。使用する神経が同じなので、想像と実際の出来事を区別できないのです。従って、ポジティブな想像をすることで、プラス思考のリハーサルができます。スポーツの世界でも、イメージトレーニングをすることで、不安を払拭させることがあります。ラグビーや相撲で話題になったルーティーンですが、本番の動作を開始する前に、ルーティーンを行うことで、プラス思考にします。
このように言葉の使い方や考え方を変えるとプラス思考になることなることができます。プラス思考になると店舗担当者様から好印象を持たれ、提案事項も取り上げられやすくなり、理想の売り場の具現化率を高めることができるでしょう。