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外国人採用の採用ブランディング入門選ばれる企業になる方法

投稿日投稿日 2026.08.26
更新日更新日 2026.08.26
外国人採用の採用ブランディング入門選ばれる企業になる方法
目次

「求人を出しても外国人材からの応募が集まらない」とお悩みではありませんか。実はその原因、自社の魅力が正しく伝わっていない「採用ブランディング」不足にあるかもしれません。本記事では外国人採用における採用ブランディングの基本から、多文化共生の職場づくり、SNS発信、海外向け求人サイトの活用、社員インタビューまで、中小企業でもすぐに実践できる方法をわかりやすく解説します。

外国人採用における採用ブランディングとは?「選ばれる企業」になるための基本的な考え方

外国人採用における採用ブランディングとは?「選ばれる企業」になるための基本的な考え方

人手不足や採用競争の激化により、外国人求職者からも「選ばれる企業」になる工夫が欠かせない時代になりました。求人を出すだけの採用活動では、数ある企業の中に埋もれてしまいます。ここでは採用ブランディングの基本的な考え方を、初めての方にもわかりやすく整理していきましょう。

採用ブランディングの意味をわかりやすく解説

採用ブランディングとは、自社の理念や職場の雰囲気、働く魅力を言葉や映像で一貫して発信し、求職者に「この会社で働きたい」と感じてもらう取り組みです。単に採用サイトを作ったり広告を出したりすることとは異なります。

例えるなら、採用ブランディングはお店の看板や接客そのものです。品揃え(求人情報)が良くても、看板がわかりにくければお客さま(求職者)は立ち止まってくれません。外国人採用でも同じで、企業の姿勢や文化を丁寧に伝える工夫が「選ばれる企業」への第一歩になります。

一般的な採用活動と採用ブランディングの違い

求人広告の掲載や説明会の開催といった採用活動は、応募につなげるための直接的なアプローチです。一方で採用ブランディングは、まだ転職を考えていない潜在層にも中長期的に企業イメージを届ける取り組みを指します。

この違いを理解しないまま求人を出し続けても、外国人求職者の心には届きにくいものです。日々のSNS発信や社員の声の発信を積み重ねることで、応募が来る前から「良い会社だ」という印象を育てられます。外国人採用でも、この中長期的な視点が欠かせません。

外国人求職者が企業を選ぶときに重視するポイント

外国人求職者は、日本人求職者とは少し異なる視点で企業を選んでいます。主な重視ポイントは以下のとおりです。

  • 給与水準や昇給・賞与の仕組み
  • キャリアパスやスキルアップの機会
  • ビザ申請や更新のサポート体制
  • 日本語学習支援や多言語でのコミュニケーション環境
  • 既に活躍している外国人社員の在籍実績
  • 生活面も含めて安心して働ける職場環境

これらの情報が求人票や採用サイトにきちんと書かれていないと、応募をためらう原因になってしまいます。次の章では、この点を踏まえて応募が集まらない具体的な原因を見ていきましょう。

求人を出しても外国人応募者が集まらない主な原因

求人を出しても外国人応募者が集まらない主な原因

求人媒体に掲載しているのに応募が思うように集まらない場合、その裏には構造的な原因が隠れていることが多いです。自社の魅力が伝わっていないことや、他社との違いが見えないことが主な要因として挙げられます。ここから一つずつ確認していきましょう。

自社の魅力が外国人求職者に伝わっていない

求人票や採用サイトの表現が日本人向けの言い回しに偏っていると、外国人求職者が本当に知りたい情報が抜け落ちてしまいます。例えばビザサポートの有無や日本語学習の支援体制、外国籍社員の活躍事例などです。

なお求人情報を掲載する際は、業務内容や賃金、労働時間などを正確に記載し、募集要項に変更があった場合は速やかに更新することが職業安定法上も求められています。正確でわかりやすい情報発信は、信頼される採用ブランディングの土台にもなります。情報が不足したままでは、せっかく興味を持ってもらっても応募という行動にはつながりにくいものです。

他社と差別化できていない情報発信の問題

求人票がテンプレート化していたり、どの企業も似たような表現を使っていたりすると、外国人求職者からは「どこも同じに見える」状態になってしまいます。これでは自社を選んでもらう理由が伝わりません。

給与や勤務地といった条件面だけで勝負しようとすると、大手企業や条件面で優位な競合に埋もれがちです。だからこそ、職場の雰囲気や社員の声、独自の取り組みといった「その会社らしさ」を発信する採用ブランディングが差別化のカギになります。次の章では、その具体的な手法を4つご紹介します。

外国人採用ブランディングの4つの具体的な手法

外国人採用ブランディングの4つの具体的な手法

ここからは、外国人採用ブランディングを実践するための4つの手法を紹介します。多文化共生の職場づくり、SNS発信、海外向け求人サイトの活用、社員インタビューは、それぞれ応募数の増加やミスマッチ防止に役立つ取り組みです。順番に見ていきましょう。

①多文化共生の職場環境を整える

外国人社員が安心して働ける職場をつくることは、それ自体が強力な採用ブランディングになります。具体的には次のような取り組みが挙げられます。

  • やさしい日本語(簡単な言い回しや漢字にふりがなをつける工夫)の活用
  • 異文化理解を深める社内研修の実施
  • 先輩社員がサポートするメンター制度やペア制度の導入
  • 宗教や生活習慣への配慮(礼拝スペースや食事の対応など)

こうした環境が整っている企業は、外国人社員の口コミやインタビューを通じて自然と魅力が伝わっていきます。職場環境の整備は、発信するコンテンツの「中身」を作る大切な工程です。

②SNS発信用の素材を整える——職場環境・働き方の写真・動画を紹介会社に提供する

InstagramやTikTokなどのSNSで職場の雰囲気や社員の働く様子を発信すると、求職者は入社後の姿をイメージしやすくなります。写真や動画は文章よりも直感的に伝わるため、共感を得やすい手法です。

中小企業で自社アカウントの運用が難しい場合は、紹介会社や人材エージェントに職場の写真や動画素材を提供しておくのがおすすめです。エージェント経由での発信にも活用してもらえるため、少ない負担で情報発信力を高められます。まずは日常の一コマを撮影することから始めてみましょう。

③海外向け求人サイトを活用して接点を広げる

日本語のみの求人情報では、母国語で情報を集めたい外国人求職者に届きにくいという壁があります。多言語対応の外国人向け求人サイトを活用したり、自社の採用サイトを多言語化したりすることで、この壁を越えられます。

特に来日前の求職者は、母国にいながら安心できる情報を求めています。ビザサポートの内容や生活支援体制を現地の言葉で説明できれば、応募へのハードルはぐっと下がるでしょう。日本語だけの発信では出会えなかった層とも接点を持てるようになります。

④社員インタビューコンテンツで「リアルな職場」を伝える

実際に働く社員の声は、求職者が抱える不安を解消するもっとも説得力のあるコンテンツです。外国人社員には来日のきっかけや職場での経験を、日本人社員には受け入れ体制の工夫を語ってもらうと良いでしょう。

顔写真や具体的なエピソードを交えることで、文章だけでは伝わらないリアルな空気感が届きます。良いことばかりでなく、乗り越えた苦労も含めて紹介すると信頼性が高まり、入社後のミスマッチ防止にもつながります。

中小企業でも今すぐ始められる採用ブランディングの進め方

中小企業でも今すぐ始められる採用ブランディングの進め方

採用ブランディングは大企業だけのものではありません。予算やリソースが限られる中小企業でも、順序立てて取り組めば着実に成果を積み上げられます。まずは自社分析から始め、無理のない範囲で継続することが大切です。

まず自社の強みと「どんな外国人人材に来てほしいか」を言語化する

採用ブランディングの第一歩は、自社の強みを整理することです。給与や待遇だけでなく、社風やチームの雰囲気、成長できる環境など、他社にはない魅力を洗い出してみましょう。

あわせて、どのような国籍やスキル、価値観を持つ人材に来てほしいのかをペルソナとして具体的に言語化することも重要です。ターゲットが明確になれば、発信するメッセージの内容や届け方も自然と定まっていきます。まずは社内で「うちの会社らしさ」を話し合うところから始めてみてください。

小さく始めてコツコツ続けることが成果につながる

採用ブランディングは、短期間で目に見える成果が出るものではありません。SNSへの投稿や社員インタビューの掲載など、小さな取り組みを地道に積み重ねることで、少しずつ信頼と認知が育っていきます。

完璧な仕組みを最初から目指す必要はありません。月に1本の投稿からでも構いませんので、できることから着手する姿勢が大切です。継続する中で反応の良かった発信を見極め、少しずつ改善していけば、無理なく「選ばれる企業」に近づいていけるでしょう。

まとめ

まとめ

外国人採用における採用ブランディングは、多文化共生の職場づくり、SNS発信、多言語求人サイトの活用、社員インタビューという4つの施策を組み合わせることで実現できます。求人を出しても応募が集まらないという悩みは、自社の魅力が正しく伝わっていないことが原因かもしれません。まずは自社の強みを言語化し、小さな発信から始めてみましょう。コツコツ続けることが、外国人材から選ばれる企業への確かな一歩になります。

外国人採用 採用ブランディングについてよくある質問

外国人採用 採用ブランディングについてよくある質問

外国人採用 採用ブランディングについてよくある質問

ここでは、外国人採用の採用ブランディングに取り組む際によく寄せられる質問をまとめました。疑問を解消してから、実践に進んでいただければと思います。

外国人採用ブランディングに使える助成金はありますか?

厚生労働省の雇用関係助成金の多くは国籍を問わず利用でき、キャリアアップ助成金や人材開発支援助成金など、人材育成・処遇改善を目的とした助成金が外国人労働者にも適用可能な場合があります。詳細は最寄りのハローワークや専門機関に確認することをおすすめします。

効果が出るまでどのくらいの期間がかかりますか?

取り組む内容や業種によって差がありますが、認知が広がり応募数に変化が見え始めるまでには、半年から1年程度を見込んでおくと良いでしょう。効果には個人差・企業差がある点にご留意ください。

SNS運用のリソースがない場合はどうすればよいですか?

自社アカウントの運用が難しい場合は、職場の写真や動画素材だけを準備し、紹介会社や人材エージェントに提供する方法があります。無理に自社運用にこだわる必要はありません。

社員インタビューは日本人社員だけでも良いですか?

日本人社員の声も受け入れ体制を伝える上で有効ですが、外国人求職者にとっては実際に働く外国人社員の声のほうが説得力を持ちやすい傾向にあります。可能であれば両方を組み合わせましょう。

登録支援機関や人材紹介会社への委託費用はどのくらいですか?

例として、登録支援機関では1人あたり月額数万円台(2〜4万円前後)に設定されるケースが多く、人材紹介会社の成功報酬は30万円から50万円程度に設定される例もありますが、在留資格、職種、年収、地域、事業者ごとに大きく異なります。予算に応じて活用範囲を検討してみてください。

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