ラウンダー活動密着レポート[ディスカウントストア活動編１]

担当商材、巡回店舗、担当ラウンダーをご紹介します。

１．担当している商材

担当している商材は、化粧品・ヘアケア商品です。これらの商材は、日常的に需要が高く、季節やトレンドに応じて売れ筋が変わりやすい特徴があります。特に新製品や限定品が頻繁に登場するため、タイミングよく販促物を設置し、売り場を常に新鮮に保つことが求められます。

２．取材させていただいた店舗

今回取材させていただいた店舗は、大阪府の中南部に位置し、大手GMSが進出するエリアにあります。店舗は大きな国道に面しており、地域住民や家族連れなど多様な客層が訪れる賑やかな立地です。

大型店舗のため、週１は必ず、多いと週２～３で訪問し売り場フォローを行っています。

月に1回行われるクライアントとの会議で共有された業務依頼をもとに、訪問準備を行います。会議では、5W1Hをしっかり確認し、訪問内容を明確にしています。

同じ店舗に何度も足を運び、売り場の交渉や商品導入数量の確認を丁寧に行います。

入店時には、まず売り場担当者様にしっかりとご挨拶し、自分の訪問を確実に伝えるよう心がけています。また、担当以外の従業員の方や他メーカーのラウンダーにも元気に「お疲れ様です」と挨拶し、皆が気持ち良く仕事ができる空気づくりを重視しています。

本日の訪問目的は、新商品の発売と売り場コンクール開催に向けた売り場作成のため、その旨を担当者様にお伝えしました。

売り場担当者様が忙しい中でも、区切りのついたタイミングを見計らって手短に話を進めるよう心がけています。1度の交渉でうまくいかなくても、別の日に再度アプローチすることもあります。

店舗内のパート社員の方が権限を持っていることが多いため、彼らとの関係を深めることも重要です。パート社員の方は異動がないため、長期的な信頼関係を築くことが、交渉をスムーズに進める鍵です。

バックヤードの在庫を確認し、売り場の商品補充を行います。

在庫が潤沢にある場合、担当者様に売り場拡大の提案をし、スペースが確保できればさらに品出しを行います。
これにより、店舗側の作業を軽減しつつ、売上に貢献できるよう努めています。

売り場は常に清潔で整理整頓されていることが重要であるため、訪問時は前出し、クリンリネスを欠かさず行います。
テスターがなくなっている場合もすぐに補充し、売り場が常に整った状態を維持しています。

商品価値が見た目の美しさで変わることを意識し、日々のメンテナンスに力を入れています。

発注依頼の際は、商品名や希望数量を控え、できる限り短時間で担当者様にお伝えします。
事前にバックヤードの在庫量や理論在庫を把握しておくことで、発注の話がスムーズに進むため、その確認を欠かさず行います。

発注依頼は交渉の一環として扱い、迅速かつ効率的に進めることを心がけています。

業務終了後、メンテナンス前後の売り場写真や、特に力を入れた活動についてクライアントに報告しています。

きれいに整った売り場の画像を常に共有し、どのような改善が行われたかを視覚的に示すことで、クライアントに具体的な成果を伝えるよう工夫しています。

Cさんは、非常に真面目でクライアントの要望に忠実に応えるスタッフです。

常に「どうすればクライアントに貢献できるか」を考え、行動しています。
たとえば、売り場コンクール時にはPOSデータを1円単位で計算し、どの商品をいくつ売れば競合店に勝てるかを提案。

また、売り場展開では空きスペースを有効活用し、効果的な展開を常に意識しています。こうした取り組みにより、クライアントの売上にも大きな貢献を果たしています。