2022年7月営業支援EXPO出展レポート

Japan マーケティング Week【夏】全体概要

まず、下記5つの展示会からなるJapanマーケティングWeekの全体概要を記載します。

＜全体概要＞

■日時： 2022年７月６日(水)～８日(金)
■場所： 東京ビッグサイト　
■構成
・第14回　販促 EXPO
・第９回　営業支援 EXPO
・第７回　リアル広告EXPO
・第５回　Web・SNS活用EXPO
・第１回　CX・顧客育成EXPO

■来場者数速報　※7月11日主催者（RX　Japan）発表人数

・７月６日（水）7,852名（前回春：6,054名）
・７月７日（木）9,021名（前回春：6,445名）
・７月８日（金）10,418名（前回春：7,617名）
・３日間合計　　27,291名（前回比135％、前年比210％）

昨年は継続的に緊急事態宣言等の発令もあり、前年比較は参考程度とはなりますが、今年の春展（４月実施）と比較しても、来場者は約35％強の増加となっており、非常に多くの来場がありました。

営業支援EXPO（当社ブース状況）

当社は、『訪問型の業務代行』をメインに下記サービスをご紹介いたしました。

１．ラウンダーサービス（BPO:ビジネスプロセスアウトソーシング）
①量販店ラウンダーサービス
②スポットラウンダーサービス
③医療施設ラウンダーサービス
④営業代行サービス
２．調査業務サービス
３．人材派遣・人材紹介サービス

非常に多くの企業様、ご担当者様に弊社サービスへのご興味を持っていただきましたので、その内容の一部を集計しレポートいたします。

※パンフレットお渡しのみや、ご状況を伺えていない場合、その項目を除いて集計

①ご来場企業数、所在エリア
②業界比率　
③現在の営業状況　
④興味あるサービス

①ご来場企業数、所在エリア

図1　エリア別割合

当社ブースへお立ち寄りいただいた企業様の所在エリアを前回の展示会（2022年４月）と比較すると首都圏の割合が６ポイントほど高くなりました（前回の首都圏企業割合：83％）。
こちらは、首都圏以外の企業様のご来場数が減少したことにより、首都圏比率を高める結果となりました。
また、首都圏（89％）の割合の中身を確認すると、一都三県で98.1％とほとんどを占めており、近隣エリアからの企業様のご来場が際立ちました。
この傾向は、一旦落ち着いていたコロナ感染者の増加率が本展示会直前で前週比2.2倍ほどとなり、急激な上昇が遠方からのご来場にも影響をしているかもしれません。

②業界比率

図2　業界割合

業界別の比率としては、以前と比較して大きく異なる点としては、サービス業の方々のご来場数が伸び、割合としても初めて製造業を抜き、１位となりました。
※サービス業比率が８ポイント増加し、製造業比率は７ポイント減少。
営業型アウトソーシングという観点で見てみると、製造業（特に消費財メーカー様）は、以前からアウトソーシングを活用されているケースも多く、馴染み深いサービスであると考えられますが、今回最も多かったサービス業においては、まだまだ馴染みが浅く、今後の活用方法を模索されているといった企業様が目立っていました。

③現在の営業状況

続いては、当社ブースにお越しいただいた企業様の現在の営業（巡回）状況をご紹介いたします。

※ご来場いただきました企業様でご状況を伺えている企業様のみの集計。
巡回状況とは、それぞれの企業様の商品やサービスを実際に販売している店舗、事業所への訪問営業を指します。

図3　巡回割合　図4　巡回内訳

まずは、営業（巡回）活動自体を行っているかどうかは、図３のように約70％の企業様で何らかの巡回・訪問営業活動を行っているとのことでした。
巡回・訪問営業を実施している企業様に関して、図４は『誰』が実施しているのかを示したもので、76％が営業社員様自身で訪問営業を実施していることがわかりました。

当然、営業活動は社員にて実施することが多いと思いますが、私達アウトソーシング企業側の見解としては、全ての営業業務を細かく分解していくと、コア業務とノンコア業務に分かれることが多く、このノンコア業務を分業し、アウトソーシングすることで営業活動全体の効率と生産性向上につながると考えております。

④興味あるサービス

最後に弊社ブースにお越しいただいた企業様がどのようなサービスに興味を持たれたのかをご紹介します。

図5　興味のあるサービス割合

営業代行系サービスを検討されている企業様が40%と非常に多い状況となり、図４で示した通り、営業社員が実施しているケースが多い訪問型営業を全部もしくは一部をアウトソーシングしていきたいと考えている企業様の多さを実感しました。
また、現在は営業（巡回）対応していないと回答された31％（図３参照）の中には、新規事業の立ち上げを検討されている企業様、サービス拡大を予定している企業様などが弊社の営業代行サービスにご興味を持っていただくなど、ビジネス拡大時の手法としてご検討されている企業様が目立ちました。

次に割合の多かった量販店ラウンダーサービスですが、この2年ほどはコロナの影響もあり、あまり大きな動きはありませんでしたが、最近は徐々に関心も高まっており（前回24％⇒30％）、今まで以上にwithコロナにおける経済活動、営業活動の活発化が表れているように感じます。

当社に多く寄せられたご質問

展示会の３日間で多くの方々より課題や質問などを伺うことができましたので、その内容の一部をご紹介します。

下記はAIテキストマイニングを使用し、スコアが高い単語を複数選び出し、その値に応じた大きさで図示しています。

図６　ご来場者様より寄せられた質問のテキストマイニング結果

上記をまとめると、主に下記３つのご質問が多かったと言えます。

①営業代行サービスはどのような活動ができるのか？（実績、事例）
②スタッフ育成はどうしているのか？（落とし込む、専門知識、研修）
③価格はどの程度なのか？（料金、単価、見積、費用）

また、上記以外では、対応エリア・訪問先やある特定の企業様への注目度も伺えるような内容も見受けられました。

①営業代行（実績、事例）何ができるのか？

『どのような活動ができるのか？』というご質問について、一例にはなりますが弊社の事例をご紹介します（表７）。
約40年間、量販店巡回で培った組織マネジメントノウハウを生かし、医療施設（クリニック、調剤薬局）、一般企業、書店、美容院、飲食店などあらゆる業態への訪問営業をご支援しています。

表７

※表をクリックすると大きく表示されます。

弊社ホームページ内コラムでは、より具体的な取り組み内容もご紹介しておりますので是非こちらもご覧ください。

事例１　教育関連企業様
2週間で約5,000校の小学校へ短期集中営業！フレキシブルな人員配置で費用対効果の高い営業組織を実現！

事例2　食品メーカー様
オフィス、学校、病院、飲食店など多岐にわたる施設を巡回する営業代行組織の構築に成功

事例3   インターネット関連会社様
営業代行で60％のコスト削減！スポット活用で繁忙期の業務効率もUP

②スタッフ育成（落とし込む、専門知識、研修）はどうしているのか？

ラウンダー育成を目的とした弊社独自のカリキュラム「売れる売り場づくり研修」では、店舗での交渉に欠かせないヒューマンスキルから、陳列手法などのテクニカルスキルまで網羅しています。カリキュラムをもとにした実践的かつ継続的な育成で、高いパフォーマンスを発揮するラウンド組織を構築します。

また、業務依頼を確実に実行し、成果を上げるための当社の運営体制については以下コラムにてご紹介しております。
運営品質がラウンダー活動の成果を上げる！スタッフ・クライアントの評価から見えてくること

③価格（料金、単価、見積、費用）はどの程度なのか？

各サービスの基本価格表は以下よりダウンロードしていただけます。

ご依頼内容（店舗の密集度・業務内容・エリア等）によってお見積もりは変動いたします。訪問先リストと詳細な業務内容をいただければ、正式なお見積書を作成しますのでお気軽にお問合せください。

基本価格表

量販店ラウンダー
スポットラウンダー
営業代行
調査サービス
人材派遣
新店・改装業務

まとめ

営業支援EXPO内の出展サービスとしては、前回同様、ITシステム系やテレアポによる営業代行などが多かった中、弊社は『訪問型営業支援サービス』を展開しており、多くの企業様から訪問営業における課題を伺うことができました。
どの企業様にも共通する点としては、営業活動をいかに効率化できるか、営業リソースをいかに確保できるかなど、効率とリソースに関するお悩みが非常に多いということです。

一方で日本における労働人口の減少は加速し続けている状況であり、営業強化の全てを自社内だけで行い完結させることが更に難しくなっていくと予想されます。確実に訪れる労働力不足に今から対処することで、今後の競争に勝つ強い営業組織の構築が可能ではないかと考えます。
ぜひ、今からアウトソーシングを営業手法の一つとしてご検討してみてはいかがでしょうか？

今回ご紹介した内容について、展示会にご来場いただきました方々と同じような疑問や質問をお持ちの方も多いと思いますので、少しでもご興味を持っていただけましたら、弊社営業担当者までお気軽にお問い合わせいただけますと幸いです。