2023年4月 第6回営業支援EXPO [春] 出展レポート
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新年度を迎える企業様も多い中、今年もRX Japan株式会社 (旧社名: リード エグジビション ジャパン) 主催のJapanマーケティングWeek【春】が4月5日(水)~7日(金)の3日間で実施されました。
本展示会は、5つの専門展で構成されている日本最大級のマーケティング総合展となっており、WEB・SNSマーケティング、広告宣伝、販売促進、顧客育成、営業強化等の課題への取り組みを検討されている企業様にとって非常に有効な展示会として開催されました。
当社は、その中で営業強化を目的とした展示会である営業支援EXPOに出展いたしましたので、その概要をレポートいたします。
1.Japan マーケティング Week【春】の全体概要
まず下記5つの展示会からなるJapanマーケティングWeekの全体概要を記載いたします。
<全体概要>
■日時: 2023年4月5日(水)~7日(金)
■場所: 東京ビッグサイト
■構成
・第6回 営業支援EXPO
・第6回 広告メディアEXPO
・第6回 販促EXPO
・第6回 Web・SNS活用EXPO
・第2回 CX・顧客育成EXPO
<来場者数速報>
※4月10日主催者(RX Japan発表人数)
・4月5日(水)6,052名 前年比99.9%
・4月6日(木)6,749名 前年比104.7%
・4月7日(金)7,151名 前年比93.9%
・3日間合計 19,952名 前年比99.2%
最終日は悪天候により公共交通機関に影響が生じたこともあり、昨年よりも少ない来場数となったものの、3日間を通しては昨年春とほぼ同数の来場者数となりました。
2.当社の出展サービス
当社は既存サービスの訪問型営業代行(ラウンダー、営業代行)サービスに加え、新サービスも出展いたしました。
<出展サービス>
①訪問型営業代行
②プレアウトソーシング(新サービス)
③調剤薬局マーケティング(参考出展)
①訪問型営業代行
当社のメインサービスであるラウンダーや訪問型営業代行サービス。
全国47都道府県で訪問型の営業代行が可能であり、営業リソース不足の解消、営業活動の効率化という課題をお持ちの企業様を中心に非常に多くの方にご興味を持っていただくとともに、ご支持をいただくことができました。
こちらは展示会当日に当社ブースを取材していただいた映像です。
②プレアウトソーシング
過去出展の際に、営業アウトソーシングへの興味はあるものの、お取り扱いの商品やサービスにおいて専門性が高くアウトソーシングが難しい企業様が多数ございました。
そこで、下記のような不安や課題をお持ちの企業様がアウトソーシングを活用しやすいように本サービスをリリースいたしました。
・導入時の立ち上げノウハウがない
・専門性の高い商材の商品知識の伝授がむずかしい
・スタッフの育成ノウハウがない
・長期的な戦力化ができる仕組みづくりに不安
・(できれば避けたい) 固定費化への不安
③調剤薬局マーケティング(参考出展)
今回、参考出展として、調剤薬局マーケティングをご案内しております。
本サービスは、店頭での認知拡大を目指すメーカー様と、処方以外での利益増を目指す調剤薬局様をつなぐサービスとなっております。
一般的な量販店ではなく調剤薬局の特性を活かした販促活動や認知拡大活動に視点を置き、調剤薬局様側、メーカー様側の両社にとってメリットのあるサービスを目指したものとなっております。
3.ご来場社様の傾向
当社ブースにお越しいただいた数多くの企業様のうち、下記項目での状況把握ができたものを集計し、レポートいたしました。
※パンフレットお渡しのみや、ご状況を伺えていない場合、その項目を除いて集計
① 業界比率
② 現在の営業状況
③ 興味あるサービス
①業界比率
今回、当社のブースには、164社175名の方にお立ち寄りいただきました。
企業様の業界別比率傾向としては、ほぼ前年同様の比率となっており、製造業(メーカー)の企業様が40%を超えましたが、その他の業種の企業様からも興味を持っていただけました。
ブースへのご来場人数としては、昨年実績を下回ったものの、今まで以上に具体的な課題をお持ちの企業様数は増加しており、業界関わらず営業アウトソーシングへの興味関心度の高まりを感じることができました。
②現在の営業状況
続いては、当社ブースにお越しいただいた企業様の現在の営業(巡回)状況です。各項目別の課題と、関連する当社サービスの導入事例もあわせてご紹介します。
上記グラフは、最終的にエンドユーザーが商品やサービスを購入する場所への営業活動を示しております。(例:小売店への営業の場合、本部ではなく、個店への営業活動を示したものとなっております。)
■巡回なし
上記グラフでは、約半数の企業様で営業活動をしていないという見え方にはなりますが、実際には卸や代理店を介しての営業などが発生しています。ただ、卸任せになっており、その後の状況は把握できていないという企業様が多くいらっしゃいました。
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■営業社員にて巡回を実施
注目すべき部分としては、営業社員がすべての営業活動の対応をしているという企業様が34%あったことです。業務内容によっては、質の部分ではなく、量の部分での営業活動となっているケースも多々あります。その場合、営業社員が本来実施すべきコア業務に割く時間よりも、量を必要とした業務に多くの時間を費やすことにもなります。このような場面こそ、当社のようなアウトソーシングサービスを検討いただくことを強くご提案いたします。アウトソーシングにより、営業社員様がコア業務に集中し生産性を上げるといったケースは数多くございます。
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■外注や直雇用スタッフにて巡回を実施
すでに外注や直雇用のラウンダースタッフで巡回を実施している企業様の中にも、「繁忙期には一時的にリソースが不足する」や「特定のエリアでのスタッフ採用が難しく穴あきが発生している」などの理由から、スポット的にアウトソーシングを検討される方が多くいらっしゃいました。
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③興味あるサービス
今回も営業代行及び医療施設ラウンダーへの興味関心度が非常に高く、多くのご相談をいただきました。
営業代行サービスに関しては、プレアウトソーシングサービスをご用意したことで、前回まではサービス提供が難しい企業様にもご案内をすることができました。
また、毎回多くのご相談をいただいておりました医療施設ラウンダーは、調剤薬局を通じたマーケティング活動のご紹介を大きく打ち出したことで、さらに多くの企業様に興味関心を持っていただくことができました。
医療施設系での営業代行ニーズは企業様ごとで様々でありますが、当社は長年積み上げてきたノウハウを基に1社1社に合わせた取り組みをご提案いたします。
また、今回、参考出展としてご紹介した調剤薬局マーケティングサービスについても、多くの企業様から頂きましたご意見やニーズを参考に早期のリリースを目指しますので、今後にご期待ください。
4.まとめ
前述(3‐①業界比率)したように、当社ブースだけを見ると、立ち寄り人数は減少となりながらも、具体的な課題をお持ちの企業数は増加したという結果をみると、各企業様が今までの情報収集といったステージから具体的な検討段階に変わってきているのかと考えます。
これは、新型コロナウイルスが終息しつつある中、各企業様が本格的な営業活動の再開や人手不足を実感するようになり、その打開策へと動き出したのだと思います。
今後の需給予測では、『2030年に341万人余、2040年に1100万人余の労働供給が不足する』といったデータもあります。2030年の話となると、まだ少し先と思われるかもしれませんが、現状の需給バランスでも2023年は12万人の不足(で今の人手不足状態)であり、2026年には100万人以上の不足、その後はさらに加速度的に不足人数が増えていくことが予想されています。
つまり、この1、2年(もしくはもっと早い段階)で何らかの手を打たないと企業間競争に勝てなくなるのではないでしょうか?
まだ課題が具体化していない場合でも、少しでも当社サービスにご興味を持っていただけました際はお気軽にお問合せください。一緒に今後の営業活動における打開策を検討していきたいと思います。
また、現在、特別キャンペーンも実施しておりますので、ぜひこちらもご活用ください。